テクノロジーの進歩は顔ハメ界にも!『いぶすき西郷どん館』《鹿児島県指宿市》
ぼくはこれまでいろんな種類の顔ハメ看板に顔をハメてきましたが、近年はテクノロジーの進歩が顔ハメ界にも訪れているという事実をこれでもかというくらいに感じる日々でございます。
いぶすき西郷どん館。
『指宿考古博物館 時遊館COCCOはしむれ』のなかにあって、大河ドラマ『西郷どん』の放映を記念して2019年1月まで限定オープンしている施設です。
ドラマを観たことがある人でもそうでない人も、西郷どんを中心とした幕末のあれこれがよく分かる施設なわけですが、そのなかにこんな最新技術を用いた顔ハメが設置されていました。
西郷どんの歴史、実際にドラマ撮影で使われたアイテムなどなど、さまざまな展示を見た先に『AR体験』という謎エリアが現れてきました。
説明を読んでみると
目の前のカメラに自分の顔を合わせて写真を撮ると、顔認識システムによって西郷どんと愛犬のツンになれる!
とのこと!
細かいテクノロジーについてはよく分かっていないのでとりあえずやってみると、
液晶画面に書かれた
これから、おいの顔が
おはんの顔に変わりもす。
(訳:これからミーの顔面がユーの顔面に変わるよ!ユー!楽しんじゃいなよ!)
という案内のもと、ゆっーーくりと顔面が変化していくのです。
顔面が変化すると下の液晶画面に書かれた文字も変化します。
おいはなんてよこにせじゃっどかい…
あっ、おいじゃなか!
(訳:俺、マジイケメンすぎじゃね!?って、俺じゃないんかーーい!)
相手の顔面を褒め称えるという「ヨイショ」の技術を持ち合わせる21世紀の西郷どんがそこにはどっしりと佇んでいるのでした。
そしてそして愛犬のツンにも顔をハメてみます。
展示を見て西郷どんのことをたくさん学んだ後は、西郷どんとツンになる!
理想的な西郷どん館の楽しみ方です。
ひとりで撮影するのも楽しいですが、お友達や家族、恋人同士で顔をハメるのも絶対に楽しいですよ。
ちなみに西郷どん展示エリア外には通常タイプの顔ハメ看板も。
AR技術で西郷どんになり、今も昔も変わらぬ手法で西郷どんになったぼくはもう大満足のなかで西郷どん館をあとにしました。
大河ドラマ『西郷どん』の放映に合わせてオープンしているため2019年1月14日で閉館してしまうので、顔認識システムで西郷どんとツンになれるのは今だけでっせ。
いぶすき西郷どん館
《営業時間》9:00~17:00(入館は16:30まで)
《場所》指宿市考古博物館 時遊館COCCOはしむれ内 (鹿児島県指宿市十二町2290番地)
《料金》
個 人/大人(高校生以上)500円、小人(小・中学生)300円
家族割/大人(高校生以上)400円、小人(小・中学生)200円
団 体/大人(高校生以上)400円、小人(小・中学生)200円
ここ指宿市は温泉も有名なので、西郷どん館を満喫したあとはそちらに繰り出すのもありですねぇ。