顔ハメ看板、ウラ側のドラマ。
「上杉達也は世界中の誰よりも浅倉南を愛しています」
世代ではないですが、
かつて野球漫画「タッチ」の主人公・上杉達也は受話器の向こうでこう愛を述べたといいます。
タッチの名シーン、名ゼリフですね。
一方、ぼく顔ハメ兄さんは世界中の誰よりも顔ハメ看板ちゃんを愛しています。
奥深きウラ側のセカイ
顔をハメるだけが顔ハメ看板ではありません。
ウラ側にもさまざまなパターンがあることを、きょうは紹介いたします。
まずは
顔をハメる際に注意を促してくるパターン。
「そんなわけないだろ!」
と思う方もいるかもしれませんが「顔をハメる」という行為はそれなりの危険も潜んでおり、とある埼玉県の動物園に設置されている顔ハメ看板では、顔をハメたちびっ子が穴から抜けられなくなり幸い大事には至らなかったものの救急車がやってきたという事例もあります。
フルテンションで顔をハメることは大切ですが、安全には十分注意すべきなのです。
そして2つ目は
作者の情報が記されているパターン
イラストレーターさんや、このようにどこかの学校の生徒さんが製作した場合によく見られるパターンです。
3つめは
その顔ハメ看板の周辺情報がご案内されているパターン
顔をハメつつ、次はどこに行こうか期待が膨らむすんばらしい仕様です。
それに、4つめ
アドバイスをしてくるパターンもあります。
このように顔ハメ看板のウラ側ひとつとってもかなりのパターンがあることがよく分かります。
また、合わせ技もあるんですよ。
やさしさあふれる看板ですねぇ。
そんな看板製作者のお心遣いのおかげで上手に顔をハメることができたのは一度や二度ではありません。
さらにはこのように、くり抜かれた顔部分をウラ側に「答え合わせ的」に貼り付けられているパターンも存在します。
オモテから見るとこんな感じ。
我ながらなかなかキマっていますね。
せっかくなので答え合わせしてみましょう。
まとめ『ウラ側を楽しむことでより深くそのスポットを楽しめる!』
一見無機質な顔ハメ看板もウラ側を見ることで、製作者や設置した人の意図や、設置する際に交わされたであろう言葉なんかも推測できたりしてとてつもなく味わい深いです。
そんなわけであなたも顔ハメ看板に出逢ったなら、オモテもウラも存分に楽しんでくださいまし。