中野の墓場の画廊にて、「20穴巨大ジンメン顔出しパネル」に立ち向かった話
2018年7月1日。
この日は今年の下半期ファーストデイであると同時に、顔ハメ看板を愛しているぼくにとって特別な1日になりました。
まずはこちらをご覧ください。
中野で「デビルマン」催事開催、20人で撮れるジンメン顔出しパネルも https://t.co/n0xbV27ypy pic.twitter.com/KirybZvA0s
— コミックナタリー (@comic_natalie) 2018年6月17日
なななんと中野ブロードウェイ3階にある墓場の画廊にて、デビルマンの企画展があり、それに伴って7月1日から20穴もある巨大ジンメン顔出しパネルとやらが設置されるとのこと。
6月なかば。何気なくツイッターを眺めていたところ偶然このツイートを発見したぼくに、2018年最強クラスのゾクゾクが襲ってきました。
「だったらできるだけ多くの人たちと、この看板に顔をハメたい!」
ぼくはこの20穴看板に立ち向かうため、すぐさまインスタなどなどで一緒に立ち向かってくれる勇者を募集!
そしたら10名もの勇者が集まりました。
こうして年齢も職業もバラバラの勇者たちがいざ中野ブロードウェイ『墓場の画廊』へ。
巨大ジンメン顔出しパネルが、ぼくたちの目の前に現れました。
たたかいのきろく
巨大ジンメン顔出しパネルを見て、まず思ったこと。
それは、
「ひとつひとつの穴が近いっっっっっっ!!!」
ということ。
うめきまくっている人間の顔部分はすべて取り外し可能な「穴」となっており、これから我々はこの穴に顔をハメていくのですが、その穴の間隔たるや異常な近さがありました。
とはいえ20の穴に対して、10人で挑むわけだからなんとかなるだろう。
そう思い、みんなで顔ハメトゥギャザーを試みます。
しかし
巨大ジンメン顔出しパネル、ハンパないって!
めっちゃアクロバティックな体勢を強いてくるやん!
(©︎大迫氏の対戦相手)
10人でも看板のウラは、てんやわんや。
もはや初対面だとか、恥じらいだとか、そんなものは各自遥か彼方へ捨て去っておりまして、ひたすらこの難攻不落のジンメン顔出しパネルに立ち向かうのでした。
こうして完成した顔ハメフォトはこちら。
もう何枚も、何枚も撮りました。
夏の幕開けにふさわしく、勇者たちはみな汗だく。
20穴に立ち向かったぼくたちには、不思議な一体感が生まれているのでした。
たたかいを経て生まれたもの
さっきまでめちゃくちゃよそよそしかった勇者の皆さんでしたが、「顔ハメ」という行為を経ると明らかに心の距離感が近くなっているのを感じました。
10人でも顔をハメるのが厳しいこの看板に対してどう立ち向かおうか、あーだこーだ議論をかわしたり、できあがった顔ハメフォトを見て達成感を分かち合ったり。まるで戦友のようです。
こうなってくると、ぼくたちは当たり前のように真昼間から中野の飲み屋街へ繰り出すほかありません。
たたかいの打ち上げです。
そういえば出会って数分で顔ハメトゥギャザーしたぼくたちは、それぞれのことを何も知りません。心の距離だけは近いのに、改めて自己紹介やらなんかして。
「本当に初めて会った人なんだろうか?」
とぼくも何度も思ってしまうくらいに、宴も盛り上がりました。
いやぁ、勇者のみんな本当にサンキューベリーマッチ!
ちなみにこのジンメン顔出しパネル。
20穴あいているけれど、穴の間隔的に20人で立ち向かうことは超絶ハード!!
犠牲者が出るよ!安全第一だよ!
デビルマンの催事『墓場の黙示』は7/10(火)まで。
この中野ブロードウェイと墓場の画廊のディープすぎる魅力については以前、この顔ハメタイムズでも書いたからぜひぜひ読んでくださいまし。
それにしても2018年下半期ファーストデイから良い夏の思い出ができたなぁ。
墓場の画廊
〒164-0001
東京都中野区中野5-52-15中野ブロードウェイ3F
電話番号:03-5318-9221
営業時間:12:00~20:00